2011年3月11日14時46分、突如発災した未曽有の大震災とその後の原子力発電所事故。
まずは、被災で亡くなられた方、その後の処理等で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
今年は発災5周年。
僕が住む地方は、被災地から遠く離れた地域であり、発災直後のショッキングな報道に何か実感の持てないものがありました。
被災時には、ボランティアの制限もあり、半年以上経ってから少しだけ復旧のお手伝いもさせていただきました。お掃除屋ということで、ウチの会社からもタオルやバケツやスコップなどもお送りさせていただきました。徐々に、活気の出ている地域も増えました。
それでも、まだまだ被災された地域に住む方々は、今なお、不便な生活を送っている方もいます。
震災後も、毎年のように東北に行く機会があり、津波で流された地域も、都市部を中心に復旧をしていましたが、それでも新しい市営住宅などもできたばかりで、未だ仮設住宅で暮らしている方もいらっしゃいます。福島原発付近では、自宅にすら満足に帰れない方もいます。津波の被害を受けたまま、がれきの撤去のみで建物も立てられていない地域もあります。
復旧も復興も、まだまだこれからです。
僕の周りでは、社員も含めて、もう遠い過去のような認識を持っています。
遠く離れているのだから仕方がないとはいえ、少し悲しくなりました。
でも、自分も当時ほどの意識がなくなってしまってるかもしれない。これからも被災者や被災地域への関心を失わないように改めて誓う。そんな一日でした。
一番上の画像は、復興庁のホームページで「復興5年ポータルサイト」のトップページです。
被災地の現状や国としての支援状況が載っていますので、よろしければどうぞ。