2泊3日で東京出張でした。
田舎者の僕は東京のハイソでアーバンなお店とかに憧れるわけですよ。ハイソでアーバンという言葉のチョイスがすでに田舎モン丸出しなのですが、憧れなので仕方ないです。うん。
てなわけで、東京に行ったついでに、美味しいものを食べよう企画の第1弾として、羽田空港第2ターミナルにあるオシャレすぎるカレーうどん専門店【cuud(クウド)】をご紹介したいと思います。
cuud(クウド)の食レポ
羽田空港到着が10時40分。お昼にはまだ早いですが、フライトが12時過ぎなので今のうちに軽めに食事をしておきたいところ。ただ昼時には少し早いので、いくつかのお店はまだ仕度中の立て札が。。。
少しウロウロした結果、普段、オシャレすぎて遠慮していた【cuud(クウド)】が目にとまりました。以前から気になっていたんですが、ヘタレな僕は、女子客多めの店内に気後れしてこれまで利用していなかったんですね。
まぁブログネタにもなるからっと自分に言い聞かせ、店内に入ります。
シンプルなメニュー構成
メニューはシンプルな構成で、メインは
- カレーうどん 1,380円
- トマトカレーうどん 1,380円
- 冷やしカレーうどん 1,380円
- ハーフ&ハーフ 1,380円
の4種類のみ。
ハーフ&ハーフはカレーうどんとトマトカレーうどんと冷やしカレーうどんの中から2種類を選ぶタイプなので、純粋なカレーうどんの種類は3種類しかありません。
これに加えて、辛いのが苦手な方向けに甘口のカレーうどんもあるようですね。
サイドメニューは、2種類
- 温泉たまご 100円
- 季節の蒸し野菜 300円
飲み物は、ソフトドリンクが2種類、お酒も2種類の計4種類
- 紀州南高梅ラッシー(ソフトドリンク) 360円
- 紀州南高梅ソーダ(ソフトドリンク) 360円
- 生ビール 550円
- ブラックニッカハイボール 550円
あと、おつまみが1種類です。
- 特製ミックスナッツ(無塩)380円
ものすごくシンプルなメニュー構成ですね。
あ、金額は全て税込の金額に計算し直して表記しています。メニュー表には税抜きで書かれていますのでご注意下さいね。
メニューを見渡し、初めてということで「カレーうどん」と「季節の蒸し野菜」を注文。後でブログネタにするんだったらハーフ&ハーフにしときゃ良かったとちょっと反省。
空港では意外と重要な提供時間
さて、移動中の食事は、注文してから食事が出てくるまでの提供時間も重要な要素ですよね。
僕は一度、電車から新幹線の乗り換え時にそば屋に入り、ざるそばを注文。でもあまりにも出てくるのが遅かった(たぶん20分以上経っても出てこなかった)ので、食べずにお金だけ払って出たことがあります。
その点、【cuud(クウド)】は、11時前の混む時間ではない(先客は7名で女性が6名)とはいえ、注文から提供まで3分ほどでした。
写真では、中央にカレーうどん本体。その後ろに、右から御飯→ピクルス→割り出汁→サイドメニューの蒸し野菜の順です。箸とレンゲは・・・・・・ごめんなさい、写真を撮る前に少しスープに浸けてしまいました。箸も割られた状態で出てくるわけではないので、ご安心を。
ファーストフード店ではないので、早すぎると言うほどではないですが、これなら時間を気にせず美味しくいただけそうです。
何度も乗り遅れを経験している僕が言うのも何ですが、空港へはフライト時間に余裕を持っていきましょう。
食べ方の指南
配膳されたカレーうどんの横に「カレーうどんのおいしいお召し上がり方」という説明書がおかれていました。
カレーうどんのおいしいお召し上がり方
【辛さととろみは出汁で割ることで調整が出来ます。】
- まずはそのまま (カレーうどんを熱いうちにお召し上がり下さい。)
- 御飯と食べる(御飯をスープに浸すと、違った食感を楽しめます。)
- 出汁で割る(まろやかスープを最後までお楽しみいただけます。)
- 箸休めに自家製ピクルス(お口直しにさっぱりとした自家製ピクルスをどうぞ。)
さらにスープを蒸し野菜と絡めて楽しむ(季節の蒸し野菜¥300)
出典:cuud「カレーうどんのおいしいお召し上がり方」
僕はパソコンやスマホなどのITガジェット系はあまり説明書を読まないのですが、こういう食事処のオススメの食べ方は基本に忠実に行くタイプなんです。
ということで、説明書通り食べてみました。
1.まずはそのまま
まずは、麺だけで食べてみます。
カレーうどんは飛び散りを避けて通れないので、配膳時にもらった使い捨てのエプロンを着用して食べ始めます。
コシのある麺にスープが絡みつき、とても食べ応えがあります。3日目のカレーのようにドロッとしているというよりも、少し辛口でとろみのあるスープなので、柔らかい麺だと食感が乏しくスープの味を引き出すためにも歯ごたえのあるコシの強い麺を採用しているんだなって思いました。
スープは、様々な食材を煮込んだということが一目で分かる、とろっとして少しザラみもあるヘルシーなカレースープですね。
2.御飯と食べる
続いて、御飯です。
100%国産で厳選したお米ということで、美味しそうに見えますね。炊き方は少しだけ硬めといったところでしょうか。
これをスープに絡めてみます。
そして、パクッっと口に入れます。
すると、弾力のあるうどんとはまた違った、オシャレな個人経営の喫茶店で出てくるスープカレーのような食感です。サクサク食べれてしまいます。
ex.さらにスープを蒸し野菜と絡めて楽しむ
サイドメニューで季節の蒸し野菜を注文していたので、そちらも忘れずに食べます。
みずみずしい蒸し野菜が、辛口カレースープと合う!
蒸し野菜には、写真のブロッコリーの他にアスパラやにんじん、カリフラワー、ジャガイモなどがありました。「季節の」と謳ってあるので、その時々で違う旬な野菜を使っているのでしょうね。
最初見たときには、蒸し野菜、少なめかなと思いましたが、ちょうど良い量ですね。
この、うどんと御飯と蒸し野菜を不規則なローテーションで口に運びます。美味しい!
3.出汁で割る
うどんも御飯も蒸し野菜も食べ終わり、何もなくなった器。この残りのカレースープに割り汁を入れます。
そば湯が大好きな僕です。実はコレ、ちょっと楽しみだったんですよね。
洋風のカレースープに、純和風の出汁を注ぎます。
写真では見えにくいですが、注ぎ口があって出汁を注ぎやすいです。カレースープが飛び跳ねないように、写真よりももっと低い位置で注いだ方が良さそうです。
注ぎ終わって、軽く混ぜ合わせた状態です。
とろみのあるカレースープが、割り汁を入れることによってサラサラになりました。
まだ多少の辛みがあるものの、そのままグイグイ飲める味に調整された気がします。それこそ、ちょうどざるそばのそば湯割りのような感じですね。サラサラ感の増したスープをレンゲですくって味わって少しずつ飲みます。終わりには、どんぶりを持ち上げてそのまま一気に飲み干します。美味い!
旨みが凝縮された割り汁は、それだけでも飲めるほどしっかりとした、それでいてしょっぱすぎることのない、上品な味でした。
4.箸休めに自家製ピクルス
ピクルスは、ピーマンやキュウリなど、5種類ほどの野菜のピクルスでした。
箸休めにって書かれているとおり、麺をすすってはパクリ。御飯を食べてはパクリ。最後の出汁を飲んでからパクリ。ってな感じで、ちょこちょこ食べてましたね。
日本のザ・漬物!って感じではなく、いわゆる西洋風の漬物(ピクルス)です。ちょっとお酢の味がするので、ピクルス苦手な人は苦手かも。。。僕は美味しく頂きました。
【蛇足】お会計時のちょっとしたコト
満足のうちに完食。お会計へと進みます。「カレーうどん」と「蒸し野菜」で、しめて税込1,680円ナリ。
僕は電子マネーはEdyを使っているので、シャリーンと精算完了。ごちそうさまでした~っと、お店を出ようとしたところで店員さんに呼び止められ・・・・・・
「お客様、エプロンはこちらで捨てておきましょうか?」
カレー汁が付着したエプロン姿のまま固まる僕。
はい。麺をすする前に着用した不織布のエプロン。がっつり首から掛けたままでした。
こんな店内女子率80%超のオシャレなカレーうどん屋での失態。恥ずかしげにエプロンを差し出す僕に笑顔を向けていただいた店員さん、あなたの優しさに救われました。
みなさんも、食後のエプロンにはくれぐれもご注意下さい。
そんな素敵なお店【cuud(クウド)】によし、また来ようそう心に決めたのでした!
うん。ちょっと時間をおいてからね。
まとめ
最後に、食後の感想を述べてみます。
少し高めの値段設定(カレーうどんで1,380円)だったのですが、結果として非常に満足しました。
量も、配膳時にちょっと少ないかな~とも思いましたが、けっこう腹持ちもよく、逆に小食の方には少し多いくらいかなとも思います。
お昼時や夕食時はさすがに並んでいますが、蕎麦やラーメンほどではないにしろ、回転率は高い方だと思います。時間を気にする方でもある程度大丈夫かな。
第1ターミナルにもある(というかそっちの方が先に開店)そうなので、羽田空港にお越しの際にはぜひ立ち寄ってみて下さいね~
追記-2019/6/25-
【cuud(クウド)】のことをアレコレ調べていたら、美味しさの秘密を発見しました。別記事で書きましたので、こちらも良かったらどうぞ~