あるお掃除屋のつぶやき

四国のお掃除屋を営む経営者が日々の気になるニュースやお役立ち情報などをつぶやきます。

なぜcuud(クウド)のカレーうどんは美味しいのか!その秘密に迫る。

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前回の記事で、カレーうどん専門店【cuud(クウド)】の食レポをしてみました。

とても美味しくいただいたわけですが、これまで食べてきたカレーうどんと何かが違う気がしました。そこで、いろいろ調べてみた結果、なるほどっていう秘密をつかみましたので、シェアしたいと思います。

【cuud(クウド)】のおいしさの秘密

【cuud(クウド)】は、店内はオシャレでカレーうどんとは思えないくらいヘルシーで美味しいです。これは東京都内でもいくつか店舗があるのかなと思いきや、羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルの2店舗しかお店がないようです。

ちょっと意外ですね。

ただ、【cuud(クウド)】のことを調べていくうちに、納得。【cuud(クウド)】の運営会社が東京エアポートレストラン株式会社という、羽田空港を中心に店舗運営をしている会社のお店だったからです。

運営会社は東京エアポートレストラン株式会社

この東京エアポートレストラン株式会社は、戦後止まっていた民間航空再開を機に昭和30年4月に設立。現在は日本料理、寿司、中華料理、蕎麦、割烹、ラーメン、フードコート、カフェ等の様々なジャンルを、羽田空港第1ターミナルに21店舗、第2ターミナルに14店舗、国際ターミナルに3店舗、あと成田空港でカフェを4店舗、それぞれ運営しています。

また、空弁の販売や空港内の宴会へのデリバリー等も行っているようですね。

つまり【cuud(クウド)】は羽田空港に数ある東京エアポートレストランが運営するお店の1つというわけです。羽田空港のレストランを取り仕切っている運営会社のお店ですから、羽田空港にしかないのもうなずけますね。

ちなみに東京エアポートレストランの全体の売上122.2億円。ほぼ羽田空港内のレストランだけで売上が100億円を超えているのはすごいですね。営業利益2.6億円営業利益率2.1%です。(数字はすべて平成31年3月期)

飲食店にしては営業利益率が低いですが、これは羽田空港の利便性の向上のために飲食部門を運営しているという節があり、「決して安くはないけど良いものをそこそこのお値段で」ということなんだと思います。

総料理長は長島博氏

東京エアポートレストランの総料理長は長島博氏です。

平成20年に厚生労働省より卓越した技能者として表彰される「現代の名工」に和食の料理人として選ばれ、平成25年には「黄綬表彰」、そしてクールジャパンのアンバサダーとして日本の和食を世界に発信されました。

【cuud(クウド)】は、そんな和食の第一人者である長島博氏の監修を受け、運営されているようです。

食材へのこだわり

和食の大家、長島博氏の監修だからなのでしょう。【cuud(クウド)】のカレーうどんの食材へのこだわりを感じます

まず、出汁は安政元年(1854年)創業の老舗・山長商店の出汁です。本格的な懐石料理でも使われている、高級な出汁なのです。

山長商店は大阪のお店なのですが、わざわざ取り寄せているみたいですね。

カレー「うどん」ということで、麺にもこだわりがあります。大阪うどん特有のモチモチした感触の中にも讃岐うどんのコシや柔らかさを追求。山長商店の出汁を最大限に活かせるよう、大阪の阿倍野製麺工場で特別に作られています

カレースープも、素材を厳選したオリジナルの薬膳スパイスを使用。味はもちろん、栄養価も考えられたカレースープに仕上がっています。

この食材へのこだわりが、美味しさを底上げしているんでしょうね。

まとめ

【cuud(クウド)】のカレーうどんの美味しさの秘密は、儲け至上主義にならない東京エアポートレストラン株式会社の運営方針と、総料理長である【現代の名工】長島博氏の監修、そしてこだわり抜かれた食材にあります。

実際に食べてみるまで、単なるちょっとオシャレなカレーうどん屋と思って侮っていましたが、深く調べることによって様々な一面を感じることが出来ました。

羽田空港で移動やお見送りの際には、ぜひ【cuud(クウド)】を訪ねてみて下さいね。